【Film】自主製作映画「サナギ」

2020年に制作した映画です。監督、脚本、撮影、編集を担当しました。

撮影日数は二日です。脚本の構想に3週間ほどかかりました。

コロナ禍ではありましたが、ガイドラインに沿って感染症対策を行い、作品を製作しました。

第5回池袋みらい国際映画祭入賞


あらすじ

2020年夏、緊急事態宣言は解除された。自粛の名残からタクミ(21)は家にずっといる。暑さの非常事態宣言真っただ中。買い物は基本ネットで済ませ、大学もオンライン授業なので外に出る必要もなく、外見には気を遣わず、風呂も二日に一回入れば良いほうだった。ある日、スマホの操作ミスから高校の時の元カノのユイのストーリーにリアクションしてしまう。トークが何となく始まってしまい、「電話しようよ」と言われ思わず了承してしまう。テレビ電話をすることになり、外見に気を使っていなかったタクミは焦る。なんとか事を終えたが、その元カノと会う予定を立てる。ドラマ、15分。


企画意図

第47期NCW個人作品制作のために制作される作品。

元からInstagramをテーマにした映画を撮りたいと考えていてうまく課題制作とタイミングが重なったのでやってみようと思った。自粛期間の自らの体験を織り交ぜつつ、男女のお話を考えてみた。現在の家庭での自粛と夏の暑さによる引きこもりをかけることにより、COVID19終息後でも共感してもらえる作品になればと思っている。

緊急事態宣言の前と後で生活が変わったかといわれるとそんなに変わっておらず、バイト以外外に出ようと思わなくなってしまった。テレビ電話するとき、人と会う感覚になってしまい、風呂に入り、歯を磨き、服を着替え、匂いに気を遣うというのをしてしまい、ここまでする必要ないじゃん。と思ったことがあった。解除後は世界が明るくなった気がしたので、やっぱり外に出るのは良いことだというのをイメージした。

完成した作品はNCW内での上映、その他上映会、映画祭へも出品予定。


告知用フライヤー(制作:樋口皓大)↓


creditキャスト:長島拓也 小杉倫瑞季監督,脚本,撮影,編集:樋口皓大録音:雲井寛太,滝口哲也,檀上かおり照明・衛生:鈴木美桜,是澤ちほエンディングテーマ:パレット「火種」撮影協力:さいたまスーパーアリーナ
制作協力:ニューシネマワークショップ



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